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代々木で半世紀
「増田工務店」は、千駄ヶ谷・代々木エリアで家を建て続けて、お陰様で半世紀をむかえました。

家造りと一言にいっても、在来工法の戸建てのみならず、時代に合わせてビルの建設やリフォーム、店舗の新装なども手がけています。わたしたちが何よりも大切にしているのは、「地元密着型の工務店」ということです。

個人的な話になりますが、わたしは昔、大手ハウスメーカーに6年務めておりました。そこで残念に感じたことは、お客様の「消費者意識」でした。

モデルハウスを見て「お金を払うんだから、この完成品をそのまま納品して!」という気持ちで、本当に「一生のすみか」を手に入れられるのでしょうか?
そして、「それは真にあなたのライフスタイルにマッチしたお住まいですか?」と疑問を投げかけずには、いられませんでした。

すでに出来上がった住宅をそのまま選ぶ「消費者」とパッケージで住宅を販売する「ハウスメーカー」その関係性に物づくりの限界を感じたのです。

「一生のすみか」となる家造りには、「住み手(=お施主さん)」と「作り手(=設計士・大工)」お互いの顔が見えることが不可欠だと、わたしたちは考えています。

「お施主さん」の要望を聞いたり、「お施主さん」の生活を一緒に見直して住まいへの不安を取り除き、ガマンや不便さを残さない住空間をつくる、そうしたことに、自らの技と知識を傾けたいと考えています。

ですから自ずと、お施主さんのお宅に足を運び、お話をする回数も多くなります。地元密着型の工務店というスタイルは、格好をつけているわけではなく、お伺いできる範囲に限りがあると言うことなのです。

業績を上げるために、広範囲に営業を行おうとは思っておりせん。今後も、「増田工務店らしい仕事」が提供できるエリアを大切にしてまいります。

代表取締役  増田 嘉治日経ホームビルダー

増田工務店
代表取締役 増田 嘉治

1967年10月
東京・代々木にて生まれる
1990年03月
日本大学生産工学部建築工学科卒
多目的商業施設(卒制)
ロードサイドビジネスに関する研究(卒論)
1991年04月
株式会社木下工務店 分譲住宅設計部配属
1993年04月
注文住宅設計部異動
1996年05月
有限会社増田工務店入社
2001年10月
代表取締役就任
現在に至る

取得資格

一級建築士250893号
福祉住環境コーディネーター 01-3-04106

雑誌掲載

日経ホームビルダー掲載
・デジカメ活用事例
・2代目継承者のお悩み
・フレンチの内装